ご存知の方も多いはず🙆♀️
アルテスタのバックに付いてる、
‼️皮膚専門獣医さんが教える最新情報‼️
麻酔をかけてスケーリングをした後に何もしないとどうなるか？
歯磨きをしないとダメなことは理解できるけど、「うちの子、歯みがきをさせないんです」とか、「噛み付いてくるんです」とか「歯ブラシを持つとサッと逃げるんです」とか色々な理由で”結局何もしない組”に入会することになり、動物病院ではおニャン子クラブじゃないけど“うしろゆびさされ組”になる。
”結局何もしない組”になるとどうなるか？の答えとなるドストライクな研究がある。
歯石が溜まっている12頭の犬を以下の3つのグループ
1)スケーリングをして後は何もしない
2)スケーリング後に1日1回毎日歯みがきをする
3)スケーリング後に1日1回毎日歯磨き粉だけを塗る
に分けて8週間後に口腔内細菌の数を比較したら、スケーリング後に何もしないと約1週間でスケーリング前と同じくらいまで口腔内細菌がドバッと増加することがわかった(Kazuhiro Watanabe et al.2016)。
つまり、仮に全身麻酔をしてスケーリングをして歯がピカピカになったとしても、その後何もしなかったら麻酔をかける前の元の状態に戻るよってこと。従ってスケーリングをした後のアフターケアが何より大切です。
ヒトでは口腔内細菌(特にミュータンス菌)が脳内出血(脳卒中)に関連する可能性もわかってきました。
口腔内細菌を抗菌剤を使った殺菌ではなく有効性が明らかなエリスリトールを使った静菌アプローチが“うしろゆびさされ組”から脱退する手段の１つかもしれません
上記のエリスリトールはこちら👇
